「黒鯛(チヌ)」を活用した、プロジェクトを始動!!

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「黒鯛(チヌ)」を活用した、プロジェクトを始動いたします!!

令和6年度「令和の里海づくり」モデル事業採択決定しました。
玉野市観光協会は当該事業を通じて、
「未利用魚・低利用魚を食材とした特産品開発及び販売による観光エコシステム醸成事業」を実施してまいります。

■当該事業で目指すべき姿・現状の課題と考えていること
「岡山県南部に位置し瀬戸内海に接する当地域は温暖な気候と多島美等の豊かな自然を有する。戦前戦後より海運業・造船業を核として発展を遂げており、近年では近隣瀬戸内を舞台とする瀬戸内国際芸術祭の主要会場として観光業が盛り上がりを見せている。他方、戦前から続く農業・漁業に関しては後継者不足等を理由に従事者が減少しており、それに伴い遊休地や管理の行き届かない沿岸エリアも散見されるようになった。一部若手事業者は従来の枠組みを超えて新たなスタイルである「受注漁」という海洋資源負荷の低いサスティナブルな漁業を始めている。しかしながら瀬戸内海沿岸部に多く生息する未利用魚・低利用魚は取引単価が低く漁業関係者の収益に貢献しづらいうえ養殖のりへの食害、藻場の環境低下を齎している。逆転の発想を以ってこれらを新たな食材として活用し、地域特産品の開発を通じ地元経済の発展、環境保護に貢献する。」

■目指すべき里海の将来像
・低利用魚である黒鯛(チヌ)を食材とした「玉野版のり弁」・「黒鯛を活用したメニュー」の開発。
・上記売上による黒鯛(チヌ)の取引価格の上昇、漁業従事者への還元。
・観光客へ「ご当地メニュー」「SDGs貢献メニュー」として提案。
当地域の環境意識を、購入者である観光客と共有することで「玉野」ファンを増やす。
・上記を通じた地域経済への波及、里海を含めた沿岸環境改善への貢献。
・利益を生み出し続けるエコシステムによって創出された資金及び住民意識を「里海づくり・維持」につなげ、それらを通してさらなる地域経済の活性化・継続的循環を目指す。また環境問題に関心が高い世代に積極的な参画を促し、未来の水産資源を守るだけでなく、観光・環境に携わりたいと考える若年層を取り込むことで、域内人口増加につなげる。

■令和6年度「令和の里海づくり」モデル事業について
環境省サイトを見る

■玉野市で獲れる「黒鯛」

岡山県玉野市で獲れる黒鯛

岡山県玉野市で獲れる黒鯛

■「黒鯛」を活用したのり弁やメニュー開発

※以下の画像はイメージです。

この投稿の掲載者

公益社団法人 玉野市観光協会

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