玉野市について

晴れの国おかやまの南端に位置する港湾都市

玉野市は、岡山県の南端に位置し、瀬戸内海の美しい自然に恵まれた、風光明媚で温暖な気候の港町です。観光資源としては、瀬戸内海の島々への定期航路やクルーズ客船の寄港地でもあり、瀬戸内国際芸術祭アート作品をはじめ様々なパブリックアートがちりばめられた宇野港をはじめ、瀬戸内海国立公園に指定されている景勝地「渋川海岸」「王子が岳」また「渋川マリン水族館」や県下随一の規模を誇り自然を満喫できる「みやま公園」などの観光資源を数多く有しています。

玉野市公式サイト

玉野市の位置を表すマップ
上空から撮影した宇野港の様子

美しい海にうかぶ瀬戸内海の島々への玄関口として活躍

個性的な魅力を持つ、瀬戸内海の島々へ出発する玄関口としても多くの人に活用されている宇野港。歴史ある町の中に、新規創業や移住者が増え、それぞれの地域で新たな魅力も芽生えています。

宇野港周辺のスポット

海を眺める巨岩にこにこ岩

自然に愛された、海と山に恵まれたすごしやすい環境

標高234mの山で瀬戸内海を一望できるビュースポットとても有名な王子が岳や、広大な丘陵地の自然を贅沢に活かし、約15万本の植物が植栽されているみやま公園など、自然を存分に楽しめるスポット満載です。

自然の観光スポット

玉野市の主な産業・名産品

盛大に紙吹雪が舞う進水式

造船

古くから造船業で栄え多くの船や船の中心となるエンジンの製造をしています。当市で建造された様々な船が世界中の海で、人々の生活の支えとして活躍しています。

上空から撮影したナイカイ塩業と東児地区

塩づくり

玉野市山田地区は入浜式塩田を発祥とし、古くから製塩で栄えてきた国内有数の塩の産地です。当市の特性を活かし、海の資源を大切に使い作る塩は、私たちの生活にかかせない必需品として全国に出荷されています。

上空から撮影した日比製煉所と日比・渋川地区

銅製錬

玉野市では古くから銅などの製錬が行われており、明治26年には日比地区に製錬所が建設されました。当市で製錬された銅は、日本はもとより世界へと出荷され、様々な製品に使用されています。

懐かしい宇高連絡船の写真

宇高連絡船

本州と四国を結ぶ幹線交通路として、人の行き交いのみならず、コンテナなどの貨物輸送にも利用されるなど、大切な役割を担っていました。

鮮やかな色の千両茄子

千両ナス

玉野市を含む県南の干拓地で生産されるナスは、粘土質ならではの豊富なミネラルを含み、美しい紫色と果肉のしまりが特徴の野菜です。

宝石のような色合いの紫芋

番田いも

玉野市番田地区の温暖な気候と、近郊河川から流れ出て堆積した水はけの良い土地で栽培された、色鮮やかなサツマイモです。

大きく実った梨

柑橘類

瀬戸内海に面し温暖な気候の当市は、農産物の栽培にも適しており、大藪ミカンや玉野産レモンなど、香り豊かで甘酸っぱい柑橘類も魅力のひとつです。

海のミネラル満点の玉野市産海苔

海産物

瀬戸内海のサワラ・メバル・穴子・海苔などが収穫され、その幸をふんだんに使ったお土産品なども多くあります。

玉野市の歴史・人物

正子公也氏作の勇壮な姿の鶴姫

鶴姫

1575年の備中兵乱で常山城が毛利軍の包囲を受けた際、34人の女軍を率いて戦いました。その勇敢な姿は現在でも称えられています。
画/正子公也 ©Kimiya Masago

関連のイベント

与太郎神社

与太郎様

毛利と宇喜多が戦った八浜合戦で脚を撃たれ、命を落としてしまいましたが、今日では脚の神様として県内外から多くの参詣者が訪れています。

関連のモデルコース

遠く瀬戸内海を見つめる西行法師像

西行法師

平安末期の歌人である西行は、渋川海岸に訪れた際、つみ貝を拾うことで殺生の罪を習う漁師の子どもたちに思いをはせ、歌を詠んだとされています。

関連のイベント

浮田幸吉記念碑

浮田幸吉

八浜で生まれた後、鳥の翼を研究し続け、旭川にある京橋から日本で初めて空を飛んだとされており、鳥人幸吉とも呼ばれています。

関連のイベント

合戦のあった八浜城址跡

八浜七本槍

戦国時代の児島八浜合戦にて岡山の宇喜多勢と安芸の毛利勢が激突した戦があり、その際の戦闘で、七人の勇士の手柄を高く評価し八浜七本槍と称し後世に語り継いでいます。

宇野港建設の父檜垣直右像

檜垣直右

第八代岡山県知事に着任以来、宇野築港事業を手掛け、のちに開通した宇野線と宇野航路は玉野市形成の大きな柱となりました。

玉野市の観光・移住などの主な取り組み

海岸でヨガをする参加者

たまの版生涯活躍のまち(CCRsea)

市内に点在するアート・海・港・船・ものづくり等、多くの地域資源を最大限に活用したまちのブランド化を、本市独自のアクティビティなど、官民と協働で進めており、本市の魅力を全国に発信していきます。

玉野コミュニティデザイン

坂道を走る子ども

玉野市移住プロジェクト

穏やかな瀬戸内海と、緑あふれる山々に囲まれた玉野市。 温暖な気候、美しい自然の中で「たまののくらし」を始めてみませんか?本市では移住希望者に対して、地域・行政・移住コンシェルジュ等の関係団体が連携して総合的、かつきめ細かい支援を行っています。

玉野移住コンシェルジュ

姉妹都市

岡谷太鼓まつり

長野県岡谷市

玉野市の姉妹都市である長野県岡谷市は中部産額の内陸工業都市。瀬戸内海の面した本市とは自然条件は異なるものの、人口や産業構造の類似した都市同士として、本市の市制40周年を機に姉妹都市縁組を交わしました。市花がともに「つつじ」という共通点があります。

大韓民国慶尚南道統営市

大韓民国 慶尚南道統営市

活魚の輸入を通じて交流が深まり、市制40周年記念事業のひとつとして、姉妹都市となりました。現在も玉野青年会議所の児童図画展事業を中心に市民レベルでの交流が続いています。

グロースター市

グロースター市アメリカ

平成16年に姉妹都市縁組を交わし、現在でも玉野市中高生ホームステイ事業を中心に深い交流があるアメリカのグロスター市。大都市ボストンの近郊に位置し、海に面した観光都市という点が本市と類似しています。

友好都市

天然記念物の藤

静岡県磐田市

玉野市と静岡県磐田市は、世界で初めて空を飛んだ浮田幸吉(鳥人幸吉)を通じた縁で、地域間交流が始まり、平成23年10月に災害時相互応援協定を、平成27年11月に友好都市提携を行いました。両市の市花が「つつじ」という共通点も持っています。

中華人民共和国江西省九江市

中華人民共和国 江西省九江市

平成5年に玉野市長を団長とする訪問団が訪れたことを契機に交流が始まりました。その後、行政間はもとより学校交流、書画展等の開催、研修生受入れ事業など民間ベースでの交流が進み、平成8年10月に友好都市縁組を締結しました。

交流都市

東京都中央区

東京都中央区

本市の基幹産業である三井E&Sホールディングスや、北興化学の本社が立地していること、本市と同じ港湾都市であることから交流が始まり、平成8年には災害相互援助協定を締結しました。大江戸まつり等での市特産品出店を中心に交流を続けています。

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